
古い家でエアコンが付けられない…。
そんな家でも使えるおすすめの冷暖房器具が知りたい!
古い家だとエアコンを付けたくても、工事費が高くついたり、工事自体を断られるケースがありますよね。
熱中症も心配だし、どうにか部屋を涼しく快適にしたい…!
そんな方に向けて、古い家でエアコンが付けられない場合でも手軽に使えるおすすめの冷暖房器具を紹介します。
- スポットクーラー:ピンポイントで強力な冷暖房効果が欲しい方におすすめ。
- 冷風扇:排熱なしで優しい涼しさを求める方におすすめ(暖房機能なし)。
- 窓用エアコン:工事なしで本格的な冷暖房効果を求める方におすすめ。
本文で詳しく解説していきます。エアコン工事なしで使える冷暖房器具を検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。
工事不要で使える冷暖房器具①スポットクーラー
「古い家だからエアコンは無理…」と諦めている方におすすめしたいのが、スポットクーラーです。
ポータブルクーラーや移動式エアコンとも呼ばれ、エアコンと同じ冷媒を使って冷たい風を出し、温かい空気(排熱)を排出します。
最近では暖房機能を搭載したモデルも増えており、一年中活躍してくれますよ。
スポットクーラーのメリット
- 工事不要で手軽に導入可能
- ピンポイントで強力に冷暖房
- 移動可能
- 冷暖房兼用モデルがある
①工事不要で手軽に導入可能
コンセントに挿すだけで使用できるため、電気工事や壁に穴を開ける必要がありません。
古い家で建て付け的に工事が出来ない方、賃貸物件にお住まいの方でも安心して導入できますよ。
②ピンポイントで強力に冷暖房
部屋全体を冷やしたり暖めたりするのには向きませんが、人がいる場所や特定のスペース(キッチン、脱衣所、作業場など)を効率的に冷やしたり暖めたりできます。
③移動可能
キャスター付きのモデルが多く、必要な場所に持ち運んで使えるため、一台で複数の部屋に対応できます。
最近では、非常時用として購入する方も増えていています。
④冷暖房兼用モデルがある
夏の冷房だけでなく、冬の暖房としても使える機種を選べば、一年を通して使えます。
季節ごとに家電を買わなくていいのはコストカットになりますね!
スポットクーラーのデメリット
- 排熱処理が必要
- 排水処理が必要な場合がある
- 稼働音が比較的大きい
- 部屋全体を冷暖房するのは苦手
①排熱処理が必要
冷房・暖房ともに、運転時に発生する温かい空気や冷たい空気を屋外に排出する排気ダクトの設置が必要です。窓にダクトを固定する窓パネルが付属しているモデルを選ぶと、設置がスムーズですよ。
②排水処理が必要な場合がある
冷房運転時には結露水が発生し、タンクに溜まります。
定期的に水を捨てる手間がかかりますが、最近では水を自動で蒸発させるノンドレンタイプ(ほぼ排水不要)のモデルも増えています。
③稼働音が比較的大きい
エアコンの室外機が室内にあるようなイメージで、運転音が気になる場合があります。寝室での使用を検討している場合は、静音設計のモデルを選ぶと良いでしょう。
④部屋全体を冷暖房するのは苦手
あくまで局所冷暖房向きなので、広い部屋全体を快適な温度にするのは難しい場合があります。
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工事不要で使える冷暖房器具②冷風扇(暖房機能なし)
排熱処理を面倒だと感じている方もいるかもしれませんが、そんな方には冷風扇がおすすめです。
水を含んだフィルターに風を当てることで、水が蒸発する際の気化熱を利用して涼しい風を送ります。
冷風機には、暖房機能はありませんので注意してくださいね。
冷風扇のメリット
- 排熱が出ない
- 消費電力が低い
- 優しい涼しさ
- 加湿効果も期待できる
①排熱が出ない
スポットクーラーのように熱気を排出するダクトが不要なため、設置場所を選びません。
②消費電力が低い
エアコンやスポットクーラーに比べて電気代を抑えられます。
③優しい涼しさ
自然な風に近い、やわらかな涼しさを感じられます。エアコンの冷たい風が苦手な方にもおすすめです。
④加湿効果も期待できる
水を使用するため、乾燥しにくいというメリットもあります。
冷風扇のデメリット
- 冷え方は穏やか
- 湿度が高いと効果が半減
- 暖房機能はない
- 水の補充が必要
①冷え方は穏やか
部屋全体の温度を大きく下げる効果は薄く、あくまで体感温度を下げる役割がメインです。
②湿度が高いと効果が半減
湿度が高い場所では気化熱の効果が薄れ、かえって蒸し暑く感じてしまうことがあります。
③暖房機能はない
夏の冷房専用の家電であり、冬の寒さ対策には使えません。
④水の補充が必要
定期的にタンクに水を補充する手間がかかります。
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工事不要で使える冷暖房器具③窓用エアコン
本格的な冷暖房効果を求めるなら、窓用エアコンも検討してみましょう。
室外機と室内機が一体型になっており、窓枠に取り付けるだけで使用できます。
冷暖房機能を備えたモデルも多く、一年中活躍してくれますよ。
窓用エアコンのメリット
- 壁穴工事不要
- 取り付け・取り外しが比較的容易
- 冷暖房兼用モデルがある
- 一般的なエアコンに近い冷暖房能力
①壁穴工事不要
窓枠に設置するため、壁に穴を開ける工事が不要です。賃貸物件でも導入しやすいのが大きな魅力です。
②取り付け・取り外しが比較的容易
専門業者に依頼しなくても、自分での取り付け・取り外しが可能なモデルが多いです。
③冷暖房兼用モデルがある
夏の冷房だけでなく、冬の暖房としても使える機種を選べば、一年中快適に過ごせます。
④一般的なエアコンに近い冷暖房能力
スポットクーラーよりも広い範囲を効率的に冷やしたり暖めたりできます。
窓用エアコンのデメリット
- 設置できる窓の形状やサイズが限られる
- 窓が完全に閉まらない
- 稼働音が大きめ
- 窓からの景色が遮られる
①設置できる窓の形状やサイズが限られる
引き違い窓など、特定の窓にしか設置できない場合があります。購入前に自宅の窓のサイズや形状を確認する必要があります。
②窓が完全に閉まらない
エアコン本体が窓枠にはまるため、窓が完全に閉まらなくなります。これにより、防犯性や密閉性がやや劣る可能性があります。
③稼働音が大きめ
室外機と室内機が一体になっているため、運転音が気になる場合があります。
④窓からの景色が遮られる
窓の一部がエアコン本体で覆われるため、景色が見えにくくなったり、採光が減ったりすることがあります。
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まとめ:古い家でエアコンがつけられないとき!工事なしおすすめ冷暖房器具を紹介
古い家でエアコン設置が難しいと諦めていた方も、工事不要で手軽に導入できる冷暖房器具はたくさんあります。
- スポットクーラー:ピンポイントで強力な冷暖房効果が欲しい方におすすめ。
- 冷風扇:排熱なしで優しい涼しさを求める方におすすめ(暖房機能なし)。
- 窓用エアコン:工事なしで本格的な冷暖房効果を求める方におすすめ。
それぞれの家電のメリット・デメリットを比較し、ご自身のライフスタイルや部屋の状況に合った一台を見つけて、今年の夏も冬も快適に過ごしてくださいね!
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